環境省モニタリング1000 inむかし道 (チョウ類調査) 11月(2020年調査最終回)

キタキチョウ - テントウムシもいました

 今年最後の調査となりました。前回・前々回とは違い、予報通りの晴天に恵まれました。日なたはせっせと歩くとちょっと汗ばむくらい、でも日陰でじっとしていると少し寒い。いきなりシータテハを確認でき盛りあがったのですが、チョウたちは人間より寒さにさらに敏感なのでしょう、確認できたのはやや少なめの9種類でした。そのほとんどが成虫越冬するチョウでした。
 むかし道にはアワコガネギクがあちこちに咲いており、紅葉が進みつつあるむかし道に文字通り、花を添えていました。

アワコガネギク


   

実施年月日: 2020年11月5日(木)
開始時刻: 10:12  快晴  日差し 直射  気温 13.0℃  風力 0
終了時刻: 14:30  快晴  日差し 直射  気温 15.4℃  風力 1

☆コース: 奥多摩VC~サイカチ林道起点~小中沢広場~しだくら橋 ~道所広場~西久保見晴らし~桃が沢バス停~奥多摩VC(解散)
☆メンバー: 奥多摩サポートレンジャー会会員 7名
☆レポート: イモリスト

さて、今回確認できたチョウです。

シータテハ
アカタテハ




キタテハ
キタテハ – 何頭いるかわかりますか?(昨年もこの場所に10頭近くのキタテハが吸蜜していました)

ヤマトシジミ
ウラナミシジミ – 東京では秋のチョウ

テングチョウ

◎まとめー観察できたチョウ(合計9種)
 シロチョウ科2種 (キタキチョウ、スジグロシロチョウ)
 シジミチョウ科4種 (ムラサキシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ)
 タテハチョウ科4種 (テングチョウ、キタテハ、シータテハ、アカタテハ)

最後に調査風景です。

今年は新型コロナウィルスの流行でほとんど調査ができませんでしたが、皆様お疲れ様でした! あやしげな(?)調査隊をいつも快く受け入れてくださっている奥多摩の皆様にも御礼申し上げます。
来年はコロナが治まり、調査が再開できますように。

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