モニ1000チョウ類調査 10月第2回

◆実施日: 2023年10月20日(金)
◆コース(奥多摩むかし道):
 奥多摩VC前 9:30(集合)~むかし道氷川入口~10:32サイカチ林道起点10:32~13:00小中沢広場(昼食~13:15)~14:50梅久保集落~13:54しだくら橋~道所橋~西久保切り返し15:26(調査終了)~桃が沢バス停15:46~奥多摩VC16:30(まとめ・報告後)解散
◆気象条件等:
 [開始時]天候 晴れ、日差し 直射、気温 21.8℃、雲量 20%、風力 1
 [終了時]天候 晴れ、日差し 直射、気温 21.7℃、雲量 40%、風力 1
◆参加者: 奥多摩サポートレンジャー会 会員 5名
◆出会ったハイカー: 10名(うちサイクリスト2名)

気持ちの良い天気の中での調査になりました。むかし道は相変わらず秋の野菊(ノコンギクが多いかな?)とセンダングサ類などが多く、さらに晩秋の花とされるチャノキが咲き始めていました。
 今次調査の速報版では17種でしたが、写真判定で2種増え、最終的に19種が確認されました。セセリチョウ科のチョウは小さくて似ているうえに、じっとしておらず、写真判定で種が確定することもあります。今回はオオチャバネセセリ(全国的に減少傾向にあるチョウ)が確認されました。
 アゲハ類はゼロ、アサギマダラもゼロで、ヤマトシジミ、ウラナミシジミが多く、これから成虫越冬するチョウ類とタテハチョウ類で、比較的種数が多く見られました。ただし、テングチョウは例年に比較して(年間を通して)少ない感じです。

ウラナミシジミ(雌)
ウラナミシジミ(雄)

クモガタヒョウモン
ミドリヒョウモン
コミスジ
ツマグロヒョウモン

ベニシジミ

<これから成虫越冬するチョウたち>

キタキチョウ
ウラギンシジミ(雌)
ムラサキシジミ
テングチョウ
キタテハ

◆観察できたチョウ(調査区間外も含めて、合計19種)
アゲハチョウ科0種
シロチョウ科2種(キタキチョウ、スジグロシロチョウ)
シジミチョウ科5種(ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、ムラサキシジミ、ベニシジミ)
タテハチョウ科9種(ミドリヒョウモン、クモガタヒョウモン、ツマグロヒョウモン、コミスジ、キタテハ、アカタテハ、クロヒカゲ、テングチョウ)
セセリチョウ科3種(イチモンジセセリ、チャバネセセリ、オオチャバネセセリ)

◆レポート:イモリスト

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