モニ1000哺乳類調査+登計園地管理

開催日:2023年4月27日(金) 8:40~15:00

参加者:奥多摩サポートレンジャー 10名

快晴のなか、2023年度第1回目のモニ1000哺乳類調査+登計園地管理を行いました。先月3月が雨で中止となったため、2ヶ月ぶりの活動となりましたが、登計園地内はきれいに利用されていました。

登計園地に向かう昭和橋から見る多摩川の岸に生育するフジが高木に巻き付き、紫色の小さな花が穂状に垂れ下がり、萌葱色の木々の中で目立っていました。登計園地内では、ミヤマキケマン、ホウチャクソウ、チゴユリ、セリバヒエンソウ、ミツバウツギ、ハナイカダ、サンショウ達の花、コアジサイ、フタリシズカの蕾などを見ることができましたが、これからも樹木や草花の開花が楽しみになります。

昭和橋から見える日原川・多摩川とフジの花
ハナイカダ(雄花)
コアジサイの蕾と前年の果実
土砂撤去前
土砂撤去後

草の繁茂は思ったほではありませんでしたが、テーブル・ベンチ周りや園路の草刈り・草取り、ふれあい広場では四阿の石タイルの隙間から出ている草取りを行いました。特に登計園地入口では流れ出た土砂が杉の木の周りに溜まっており水はけが悪いため、今回シャベルを使い取り除きました。これからの作業は草刈りや草取りが中心になると思います。

今月16日、相模原市のキャンプ場で倒木による死亡事故が起きました。「新戸キャンプ場」で高さおよそ18m、太さ70cmほどの木がテントの上に倒れ、中にいたご夫婦の一人が死亡、一人が大けがをした事故です。                                         登計園地内も奥多摩ビジターセンターが危険木や支障木の確認を行い、枯木等があり注意喚起が必要な場合は、木にピンクのビニールテープを付けたり、看板が設置されていますので、注意して散策などを楽しんでください。

また、モニ1000哺乳類調査も2023年度の調査がスタートとなりますので、境集落ではセンサーカメラの設置を行いました。一方、登計園地内のセンサーカメラは、USBメモリーを交換し、奥多摩ビジターセンターで映像を確認しました。その結果、アライグマ、ニホンアナグマ、ニホンザル、ニホンジカ、ハクビシンが同定できました。

※レポート・写真(シアトルより)

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