◆実施日9月27日(水)8:45〜16:30 曇り時々晴
◆コース:東日原BS→一杯水避難小屋→蕎麦粒山→鳥屋戸尾根→川乗橋BS
◆参加者:奥多摩サポートレンジャー7名
◆出会ったハイカー:5名
蕎麦粒山という、名前は可愛らしいサイズ感ですが、しっかり歩きごたえのある山に自主巡視へ行ってきました。
最初から長くて急な登りが続きますが、道標は1つずつ異常やボルトの緩みがないか、点検していきます。
このルートは道迷いや滑落事故が多く発生してます。登山道と間違えやすいポイントには枯れ枝を積んで侵入防止を図ります。ちなみにこの写真の場所は、今日の参加メンバーが以前歩いた際に、まさに実際に間違って入り込んてしまった場所だったとのこと。確かに奥へ道が続いているように見えてました。
ちょっとした休憩ポイントには、かかり木が頭上に…しかしきちんと注意喚起のテープが巻かれているにも関わらず、私自身全く気づかず真下に立って休んでいました…ということで、赤いテープを追加で巻いて、より目立つようにします。
歩いている間は汗だくににはなりますが、それでも暑さのピークは過ぎていて、山の中は確実に秋へと季節が変わっています。たくさんのキノコを見かけましたが、圧巻だった大量のキノコを纏った大木。
印象的な形状のツチアケビ。
栗はサルのお腹に入ってしまったのでしょうか…ほとんどが中身は空っぽです。
今回歩いている途中で見かけた動物はサル一匹でしたが、他の動物たちもあちこちに〜熊や鹿が残した痕跡のある木は数知れず。
そしてイノシシが登山道脇を延々と掘り返しており、狭い道の路肩が荒らされて歩きにくくなってました。
長くてハードなコース、特に下山に使った鳥屋戸尾根は急で慎重に歩く必要があります。そのような中、本数が少ないバスに間に合うかドキドキしましたが、振り返りミーティング終わったタイミングでバスが到着!計画通り無事に活動を終えることができました。
(16IY)