【協働活動】梅郷園地内巡視

日時:2022年2月22日(水)9:30~15:05 参加者 多摩環境事務所自然公園担当2名 御岳レンジャー1名 奥多摩サポートレンジャー10名 コース:天満園地→吉野駐車場→吉野山園地→八十八札所→幸福の鐘→愛宕神社

青梅の吉野梅園は平成21年にウィルスのために1500本以上の梅の全木伐採が行われましたが、平成28年から再植が始まり、現在ではまた梅の花の開花が見られるようになっています。本日はベテランリーダーの説明で、園地の歴史と現状をうかがい、今後のサポ連協働作業現場の確認をしました。

新しい道標は木が乾燥してねじが緩むので、見つけるたびにねじを締め直します。

吉野駐車場駐車場へ向かう道。道に突き出た枝の除去をしながら進みました。

吉野駐車場手前の森にシダの群落があります。

吉野駐車場となりの即清寺境内奥から八十八札所への登り道が始まります。石垣が木の根で緩んでいる箇所がありました。

12月のサポ連実習で行った木の伐採とその木を利用して作った階段の一つです。この道に馴染んできたようです。

途中、分肢で新たな標識が必要な箇所や、新しい道ができているところを確認し、札所の道をさらに進み、都心まで見える展望が開けた「幸福の鐘」まで歩きました。

その後、下山した愛宕神社周辺には、古くなった木製の橋が数カ所あり、これも今後の作業の課題となっていることを確認しました。(写真をあとで公開します)。

活動後の参加者の感想では、二つの園地の道の全体像がつかめてよかった、複数回来て親しみを感じるようになった、今後、色々な楽しみかたができる場所になりそうだ、などがありました。晴天に恵まれ、早咲きの梅、ロウバイのメジロ、道沿いのカンアオイ、咲き始めたフクジュソウなどに奥多摩の早春の気配を感じた一日でした。

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