仲の平~槙寄山~笛吹入口 自主巡視

開催日:2023年2月5日(日) 10:00~15:00

参加者:奥多摩サポートレンジャー11名(来年度新規会員6名含む)

コース:仲の平BS⇒槙寄山⇒数馬分岐⇒大羽根山分岐⇒笛吹峠⇒笛吹入口BS

破損している標識(設置者不明)

登山道と標識の点検を行いました。登山道に散在する枯れ枝を撤去し、7カ所の標識のボルトを締め直しました。そして1カ所の標識の破損を確認しました。ナラ枯れについては今回の巡視の範囲では確認できませんでした。

晴天で風のない穏やかな日和で、まるで日溜まりハイクのような自主巡視でした。ただし、登山道は凍っていて表面がツルツル滑る箇所、凸凹していて躓きやすい箇所、ぬかるんでグチャグチャの箇所などがあるので慎重に歩かなければなりませんでした。また、落ち葉が登山道に吹きだまり状態になっているために、埋もれている枯れ枝や浮き石が見えないので気持ちを引き締めて歩きました。

倒木が登山道を塞いでいるような場合は、状況を判断して可能の範囲で移動しました。また、細い木の根が登山道の表面に浮き上がっていて、登山者の足を引っ掛けてしまうような物は切り取りました。特記事項としては、折れたストックが登山道に刺さったままになっているものを発見し回収しました。

標識については「管理番号」の付いているものを中心に点検しましたが、設置者が不明な物や荷造り紐を縛り付けただけの物、古くなって表示が見えなくなった物、朽ちて倒れているの物など様々な物がありました。事故につながることのないように注意したいものです。

倒木の撤去
折れたストックの回収
標識の点検1
標識の点検2
渓流におわした氷柱観音菩薩
口笛のような鳴き声のイカル
とんがり帽子をかぶったようなリョウブの冬芽

今回は新会員6名が参加しており、標識の点検の仕方や危険箇所を発見して対処の仕方などを学ぶよい機会となりました。また休憩時には楽しい会話をすることができて、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。          <mog>

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