◆実施日 11月3日 10:00-15:30 天気 晴れ
◆コース JR川井駅集合 バスで清東橋 棒の折山登山口 棒の折山 ゴンジリ峠 岩茸石 白谷沢 有間ダム 河又バス停
◆参加者 奥多摩サポートレンジャー4名
◆出会ったハイカー 登路 15名 棒の折れ山頂 約150名
秋晴れの棒の折山を自主巡視。リーダーは自他ともに認める雨男なのに、奇跡の晴天となりました。ちらほらと紅葉の見られる林道を登山口に向かって進みました。都管理トイレはOPTの活躍でピカピカです。
登山口は指導票もはっきりとしていて分かりやすいです。いきなり急登が始まります。要所要所に指導票があり整備されていて、ワサビ畑に立ち入らないような配慮もあります。昨年の台風19号で登山道崩壊していますが迂回路が整備されています。しかし、台風の傷跡はまだところどころに見受けられます。
登山道は丸太の階段で整備されていますが、経年劣化がかなり進んでいます。危険な個所は可能な範囲で危険物の除去など行いました。梯子の崩壊がありましたが、危険表示はきちんとされていました。途中の指導票は根元が朽ちていました。これは対処不能のため報告事項としました。別の指導票は、ねじのゆるみがあったので締めなおしました。
棒の折山頂は多くのハイカーが訪れていました。ほとんどの人は名栗湖方面から登ってきているようです。「棒の折山」は、別名「棒ノ嶺」で頂上の大きな標識はそちらの名が使われています。頂上にはベンチなどが整備されていますが、これらの多くは経年劣化が進んでおり、一部釘が出るなど危険であったので、それらをできる範囲で排除しました。また、指導票のねじ締め直しも行いました。
山頂からは、名栗湖(有間ダム)方面へ下山します。途中ゴンジリ峠の指導票が抜けて木に括り付けてありました。対処不可なので報告事項としました。岩茸石からは白谷沢にコースをとって下りました。沢に沿った美しいルートですが、足元がすべりやすく、また鎖場などもあり他の箇所に比べると注意が必要です。
恵まれた天気のもと東京都から埼玉県に抜ける巡視を、名栗湖で終えました。ご苦労様でした。15期中