開催日時:2021年11月6日(土) 10:00~14:00
参加者:奥多摩レンジャー4名 奥多摩サポートレンジャー4名
レンジャーとの協働活動再開の記念すべき第1回は鳩ノ巣渓谷の巡視。鳩ノ巣駅に集合し、活動開始前のミーティングと準備運動をしたのち、先発隊と後発隊に分かれて出発しました。
先発隊は雲仙橋-双竜の滝-水神社を巡って景色を楽しみ、鳩ノ巣便所の点検でようやく協働巡視らしい活動。鳩ノ巣小橋を渡ったところで「凍結注意」のパウチを設置したりしているうちに後発隊に追いつかれて一緒に「吉野氷川線周辺案内図」を清掃。今日巡視するのは吉野氷川線歩道の一部でそのうち鳩ノ巣小橋から白丸ダムまでが東京都環境局の管理の道ということです。奥多摩観光協会が大多摩ウォーキングトレイルとして紹介しているコースの一部でもあります。
午後からもレンジャー、サポートレンジャーそれぞれ2名ずつの2班に分かれて活動しました。「動植物、鉱物を大切にしましょう!」「ゴミは必ず持ち帰りましょう!」というパウチを設置したり(ゴミを拾いながら巡視しましたがほとんど落ちていませんでした)、危険個所がないか注意しながら巡視します。白丸ダムを経て数馬峡橋まで来ると今日の活動は終了。白丸駅で今日の巡視の振り返りミーティングの後、解散。
今日出会った人は約220人。お天気が良く、緊急事態宣言は解除され、紅葉もぼちぼち始まっているということで大勢の人が訪れていました。
レンジャーさんからは活動の指導だけでなく、植物や鳥の解説までしていただき大変有意義な一日でした。
15み
雲仙橋からの眺めです。ボルダリングをしている人たちがいます。本で紹介されて、今年になってから鳩ノ巣渓谷でボルダリングを楽しむ人たちが増えてきているそうです。木々はだいぶ色づいてきていますが、紅葉の見ごろはまだもう少し先かな。
双竜の滝。滝自体は見事なのですが、上に橋が架かっていて景観を損ねています。人の訪れが少ない穴場的なところらしいです。
水神社。鳩ノ巣の由来を書いた説明版もあります。
水神社から鳩ノ巣小橋の方を眺めたところ。眺めはいいですが、足元が切れ落ちているので滑落注意!
鳩ノ巣便所の屋根に枝が引っかかっていたので取り除こうとしましたがトングで引っ張っても取れません。後日レンジャーさんが取り除きに来ることになりました。
凍結注意のパウチを設置。
金属の端でけがをしないようにテープで覆いました。
吉野氷川線周辺案内図を清掃。汚れがこびりついていてなかなかきれいになりません。適当なところで切り上げてまた次回ということにしました。
一見、大丈夫そうに見える階段ですが、横から見ると下がえぐれています。2019年の台風の被害だそうです。危険ですので道標に従って迂回してください。
「動植物、鉱物を大切にしましょう!」というパウチを設置。木の幹のように見えますが、実は根っこです。
こんなところにどうやってパウチを設置するの?というような所でも、レンジャーさんは何とか工夫して設置してしまいます。参考になります。
鳩ノ巣渓谷の難所の急坂を登ったところに休憩舎があります。その柱にパウチを設置。
白丸ダムを過ぎると交通局の管理になり、レンジャーさんが手出しをすることはできなくなるそうです。(お役所だなあ)
白丸湖のブイの上にカワウが一羽。
数馬峡橋から。穏やかな白丸湖ではSUP(スタンドアップパドルボード)やカヌーを楽しむ人たちがいました。気持ちよさそう。