東京都の自然公園には保護のためレンジャー(自然保護指導員)が配置されています。また、各地区のレンジャーをサポートするためにサポートレンジャー(ボランティアレンジャー)が組織されておりますが、その活動内容から講習の受講 (年1回開催) が必要になります。今日は11月16日に開催された講習会の模様をお伝えします。
9時30分JR青梅線羽村駅に集合です。そして、多摩川に設けられている玉川兄弟像のある園地へ移動、班編成の後リーダーから活動の説明を受けいざ出発。
最初は東京都が設置しているトイレの点検です。壊れている箇所や水道の状況を見ます。
登山道に入ってすぐオオルリ?の声が聞こえました!でもその声の主はガビチョウで物まねでした。
今日は講習会なのでレンジャーの方に作って頂いたパウチを掲示しました。台風により折れた木の枝が掛かっているので「注意喚起」です。
道中には色々な植物がありますがそれらも勉強しました
道標はハイカーには大切な掲示です。ネジの緩み落書きを点検します。
山道を守るために水切りが設置されている所がありますが土砂で埋まるとその役割は半減しますので土砂掻きもします。
今日一日サポートレンジャーの活動を体験し班ごとに振り返りをしました
今日はサポートレンジャーの多岐に亘る活動を体験いただきました。受講された方々からは「山を歩いているだけでは気が付かない事を知った」「良い経験が出来たので早く活動したい」等々ご意見を頂きました。地味ですが皆さんの役に立つボランティア活動ですので今日の気持ちを忘れず仲間として行動しましょう。by take soon action