◆実施日: 2025年8月27日(水)
◆コース(奥多摩むかし道):
奥多摩駅9:30~(バス移動)~ 桃が沢バス停~西久保切り返し(ベンチ)9:57 ~ 小中沢広場(昼食12:50~13:20)~奥多摩VC15:25(まとめ・報告後)解散
◆参加者: 奥多摩サポートレンジャー会 会員5名
◆出会ったハイカー: 5人
「残酷暑 お見舞い申し上げます」と言いたいような日々が続いており、調査は日陰を縫うようにして歩いた。そういう中でも着実に季節は変わりつつあり、多くの樹が実を結びつつあり、秋の花が開花し始めていた。
変温動物のチョウ類はこの高温の中で動けるのだろうかと思っていたが、意外にも多く、最終的に25種、総数280頭以上のチョウを確認した。頭数の多かったのは、ヤマトシジミ(80頭以上)、ムラサキシジミ(30頭以上)、キタキチョウ(20頭以上)、個人的に見られて嬉しかったのはスミナガシであった。
ピカイチで美しかったのはミヤマカラスアゲハ。沢筋にとまっていたが、そこだけ日が差しこみ、様々な青色~緑色に輝く姿にため息が出た。

久しぶりに確認したのはルリシジミである。しばらくSR・Mさんの帽子にとまっていた。
つい「ヤマトシジミ!」と判断してしまいそうだが、斑紋が薄く、眼が真っ黒である。

ヤマトシジミの次に総数が多かったのはムラサキシジミだ。飛び回る姿はほとんどなくどこかにとまっているのだが、人が歩くと驚いて飛ぶことが多いようだ。
板小屋橋以降の調査地区のほとんどで出現した。ウラは地味だが表は紫青色が奇麗である。前翅の先が尖っているのも特徴。

アゲハチョウ類は時期的に減ってきていたが、カラスアゲハの吸水行動、クサギの花(終盤とは言えまだ咲いている)での吸蜜が見られた。


タテハチョウ類はコミスジが多かったが、イチモンジチョウ、サカハチチョウ(夏型)が見られた。ヒョウモンチョウ類(クモガタヒョウモン、ミドリヒョウモン)は9・10月に多く見られるので、次回調査に期待する。


セセリチョウ類は時期的にこれからどんどん増えてくると思われるが、今回はまだ少なかった。

【 データ 】
気象条件等:
[開始時]天候 快晴、日差し 直射、気温 31.7℃、雲量 0%、風力 1
[終了時]天候 晴れ、日差し 薄日、気温 30.0℃、雲量 80%、風力 1
観察できたチョウ(合計25種287頭。ただし速報値であり、暫定的。同定不確実個体も含む)
アゲハチョウ科4種(オナガアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ)
シロチョウ科2種(キタキチョウ、スジグロシロチョウ)
シジミチョウ科4種(ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ)
タテハチョウ科*8種(コミスジ、ホシミスジ、イチモンジチョウ、サカハチチョウ、スミナガシ、キタテハ、アカタテハ、ツマグロヒョウモン) *ジャノメチョウ亜科を除く
ジャノメチョウ亜科4種(クロコノマチョウ、ヒメウラナミジャノメ、クロヒカゲ、コジャノメ)
セセリチョウ科3種(ヒメキマダラセセリ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ)
報告者 MT