実施日10月21日(月)
コース 奥多摩駅〜むかし道〜西久保切り返し/参加者 サポートレンジャー7名/開始時(10:03)の気象 天候薄曇り 日差しなし 気温14.9℃ 雲量70% 風力0
「暑かったり涼しかったり天気がコロコロ変わるよねー」なんて口々に言いながら奥多摩駅前に集合。アウターを着たほうがいいのではという涼しい朝でした。
全くチョウが姿を見せないままあっという間に調査開始地点まで到着。天候の確認が終わりました。その瞬間!
雲の一部が切れ、暖かな日差しが注ぎ込みました。
そして、その時を待っていたかのようにキタキチョウとウラナミシジミが現れました。
さらに進むと、キタテハ、チャバネセセリが姿を現しました。
暖かくなると血の巡りが良くなり、行動する準備が整うそうです。やはり、日が差すのをじっと待っていたのですね。
そして日が隠れるとまた一頭も現れない区間が続きます。そんな所はずんずん進んで行きます。このままではお昼になる前にかなり先まて行ってしまいそうです。
しかし、そんな心配はご無用!
急な階段のある、広く見晴らしの良い場所(B4地点)で青空が広がり、一気に様々なチョウがお出ましとなりました。
特に多かったのがヤマトシジミ、キタテハ、チャバネセセリです。ヤマトシジミは15頭まで確認しましたが、実際はもっといたと思われます。
結局ここでは9種類を確認する事ができました。
大興奮のB4地域を過ぎ、昼前のC1.C2地域でクモガタヒョウモンとツマグロヒョウモンを確認して午前中の調査が終了。
昼休憩を終えて再開直後、アサギマダラ発見!
すかさずマーキングを施し再び空へ。この個体がどこかでまた誰かの前に現れてくれる事を期待します。
この後、日が出ると一気に姿を現し、陰るとぱったりいなくなる(実際はどこかでじっとしている)を繰り返しながら進んで行きました。
2度めのアカタテハにも遭遇。
仲睦まじいヤマトシジミにちょっとお邪魔してパチリ
全体的には日差しがあまり無い涼しい一日でしたが、それでもわずかな日差しがあると元気よく飛び回るチョウたちが小さな体で一生懸命生きている事、そして太陽の偉大な恵みを感じました。
なお、これまでの鮮明な画像は16期KM氏の200mm砲によるものををちゃっかりお借りしました。いつもありがとうございます。
チョウがわからなくても大丈夫!みんなか言ってる名前をメモしてあとでブログや自分で撮った写真などで調べればオッケー!一つでも憶えればとっても楽しいですよ!
そして、いいカメラじゃなくても、私のスマホと腕でもこれくらいは撮れます。
カメラ持ってないよ〜という人もぜひ!
16期 KO