実施日:2023年12月30日(土)集合9:00 解散15:00
晴天、小春日和。
都立小宮公園は八王子市の中心街から真北へ約1.5kmの加住丘陵にあります。当日は園路の一部がナラ枯れのため閉鎖されていましたが、「カワセミの小道」のように鳥の名前が付けられたいくつもの歩道が公園内をめぐっていました。広さ213.1㎡の公園の中の歩道は、標高が120mから165mに広がり、途中木道、渓流や池もあり変化に富んでいました。
鳥たちが集まる笹薮や水飲み場を見ることができ、多様な生態系の中での鳥の観察をすることができました。単に鳥の外見や鳴き声を聞いて同定するだけではない、自然の中での鳥たちの何気ない姿を見つけることができました。担当者の方の解説も相まって、満足度の高い学びとなりました。
個人的には、ヤマガラ、カシラダカを肉眼でも見ることができ、しかも複数羽同時に見られるという、感動的な出会いがありました。コゲラも見たかったのですが、ドラミングを聞くのみでした。また、実家近くで冬になるとよく見かけた畑を歩くツグミのお腹の模様は、結構個体差があること知りました。
担当者から鳥の初心者へのお勧めの図鑑は、㈶日本野鳥の会の出版による「山野の鳥」と「水辺の鳥」でした。写真ではなくイラストによる図鑑なのですが、写真よりわかりやすいとのことでした。薄くて携帯しやすいのもお勧め理由でした。
鳥を探して上ばかり見ていましたが、植物は、種が落ちてしまっている抜け殻のようなウバユリとジャノヒゲの実(写真)が目につきました。ウバユリをよくリースに使ったことを思い出しました。ジャノヒゲの実とよく似たヤブミョウガの実も見かけました。
参考:
小宮公園HP(https://tamaparks.com/kouen/komiya/)/
国土地理院HP (https://maps.gsi.go.jp/#16/35.672956/139.342677/&base=std&ls=std&disp=1&vs
=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1)
文責:yn(久々の参加+初めてのブログ投稿にて配置がうまくできません。陳謝)