開催日:2022年12月2日(金) 9:30~14:30 曇時々晴
参加者:講習生26名、都庁2名、多摩環境事務所2名、御岳レンジャー4名、奥多摩レンジャー2名、檜原レンジャー2名、高尾レンジャー2名、奥多摩サポートレンジャー4名
東京都では高尾・奥多摩地域の自然公園で貴重で豊かな自然を守るため、レンジャー制度を設けており、サポートレンジャーはこの業務を補佐するために配置されています。 2022年度のサポートレンジャー認定講座は、同年7月30日より講義が始まり、本日12月2日の実地研修をもってすべて認定講座が終了しました。2023年4月から奥多摩または高尾のサポートレンジャーに会員登録し、それぞれ活動がスタートすることになります。
本日の実地研修は、奥多摩レンジャーとの共同活動で青梅市に位置する「梅郷園地」での巡視や遊歩道整備作業を行いました。JR青梅線の日向和田駅で下車、「梅の公園」に集合し、受付・当日のスケジュール・班ごとのミーティング等を行い、3班に分かれ出発しました。 午前中は遊歩道の巡視を中心に指導標の清掃や周辺の剪定、道迷い防止粗朶の設置、不要矢羽根の撤去等を行い、吉野園地駐車場で午後から使用する作業道具を受け取り、即清寺を経由し吉野山園地休憩舎付近で昼食と休憩を取りました。 午後は遊歩道で放って置くと危険な枯損木の処理、土砂の流入防止と雨水等を誘導するための横断溝や傾斜があり滑りやすい場所に土居木階段を設置し、愛宕神社下の広場で終了ミーティングと講習生に仮登録証の配布を行い解散となりました。
2020年からの3年間は、コロナ禍でレンジャーとの協働活動や奥多摩サポートレンジャー会独自の活動が思うように出来ませんでしたが、コロナが収束し2023年度からは16期生(2022年度講習生)を迎え、本来の活動が出来ることを願っています。
※「梅の公園」集合
※天満園地から見た梅郷エリアと紅葉
※道迷い防止粗朶(そだ)の設置
※昼食場所である「吉野山園地」休憩舎近くの案内板
※遊歩道整備作業のための道具
※横断溝の設置
※処理した枯損木による横断溝の設置と枯損木の切り株
※土居木階段の設置
※仮登録証の配布と解散式
2023年度からは新たな仲間と一緒に活動出来ることが楽しみです。16期生に期待しています!
レポート・写真(シアトルより)