大岳山イキイキPJ鹿柵設置1日目

日時:2022年7月11日(月)10:00-16:10

参加者:檜原レンジャー、奥多摩レンジャー、御岳レンジャー 8名

    サポレン奥多摩2名

    宇佐美講師(杣人連)

今回は、先日設置した仮のシカ柵に替わり 2日間にわたる本格的なシカ柵設置の実施1日目です。

植林を育てるプロフェッショナル杣人連(ソマウドレン)より講師をお招きして、ご指導いただきながら、作業をしました。知らない事だらけでとても勉強になりました。

まずは仮のシカ柵の様子をチェック。私たちが守りたい植物はシカに食べられることなく、イキイキ網を抜けて花芽も伸びていました。
一方、比較のため仮のシカ柵なしのほうは、残念ながらシカに食われたのか?ショボーンと小さくなってしまいました。

作業の流れ概略:1.まず柵設置の範囲を網の長さと支柱の位置を考慮して想定。

        2.支柱の高さを決め、(1.9-2m)地中に打ち込む位置をマークする。

        3.支柱の打ち込み。支柱にキャップ(網ロープ固定用)をはめる。

        4.網ロープを張り、網をカーテンのように広げていく。張具合に注意。

        5.ロープと網を支柱にタイラップで固定、下部、スカート部をペグで固定。

まずは、柵で囲う位置と長さを想定して位置決め。

留意ポイント:網の長さに対して余裕をもった計画を。

       網の張りはじめと終わりは傾斜を考慮して、斜面を下る方向がメインになるように。

       支柱をどこに打つか、考慮しながら。直線になるようにすると見栄えよし。

支柱の打ち込み。35cmほど地中に埋まるようにマークした所まで、ひたすら打つべし、打つべし。地中の岩にあたったら、ちょっと位置をずらして。
網の広げ方の指導、失敗すると大変
支柱先にかぶせたキャップに網の張具合を調整しながら、網ロープ固定。
網の下はペグで固定。スカート部も隙間が空かないように固定。シカが潜れないかどうか、鹿目線で。
網を数面固定したところで、本日の作業は終了。明日の完成を楽しみに。

講師のご指導により、全体の流れ、留意点がよくわかり、重労働ながら楽しく作業できました。

明日の完成を楽しみに、本日の作業はこれで終了。

丁寧なご指導ありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。

SR奥多摩T.H

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