開催日：2025年11月22日（土）9:00～16:00

参加者：奥多摩サポートレンジャー　10名

コース：奥多摩駅BS（バス）〜深山橋バス停～ヌカザス尾根登山口～イヨ山～ヌカザス山～三頭山～ムシカリ峠～三頭大滝～都民の森バス停

出会ったハイカー：40名

湖畔の木々はまだ紅葉が残っており、青空と色づいた木々を楽しみながらスタートです。
今日は三連休の初日でお天気も良く、奥多摩駅前には大勢のハイカーの方々がいました。が、いざ登山道入口に来てみると、同じタイミングで同じルートを歩く人はおらず、皆どこに行ってしまったのでしょう…。

ヌカザス尾根のコースにある道標は年季の入ったものばかり、ぐらついていたり、ネジが緩んでいたりするので、1つずつチェックしていきました。
歩く人が普段から少ないルートだからこそ、道標がしっかりあると安心、長い年月や雨風に負けず立ち続けてくれている道標をお手入れしていると、不思議と愛着が湧いてきます。

獣道なのか、ちょっとルートを外れていく踏み跡手前には枝を積んで、道迷い防止を図ります。

このコースは全体的に急登で、特にこの季節は落ち葉で滑りやすい道です。お喋りしていたメンバーも段々口数少なくなって、慎重に進んでいきます。

無事に三頭山の山頂に辿り着くと、これまでの静寂とは打って変わった賑わいで、たくさんのハイカーの方々が楽しまれていました。富士山は頭だけしか見えませんでしたが、雲取山をはじめ北側の眺望は素晴らしく、人気も納得の山頂です。

下山は避難小屋に異常ないことを確認して、都民の森へ下り、予定より早いバスで解散となりました。

行ったことのある山でもルートを変えると、混雑を避けられたり、ちょっと違う雰囲気を楽しめます。静かなコースで晩秋の美しさを満喫する1日となりました。

（なお都民の森までのバスは季節運行のため注意が必要です）