開催日:2025年10月25日(土) 10:00~14:00
参加者:東京都レンジャー(御岳地区)2名、奥多摩サポートレンジャー6名
場所:吉野日の出山線 琴平神社付近 (2か所) 天気:小雨
出会ったハイカー:13名(うち12名は、梅野木峠でのサイクリング集団)
本年5月27日に実施した協働活動(指導標設置)の続きで、琴平神社付近の老朽化した2か所の指導標を新しいものに置換する協働作業でした。
10時に御嶽駅前レンジャー詰所に集合して、本日の作業手順等の打ち合わせを実施、2班に分かれて出発しました。天気は、予想に反してあいにく小雨模様でしたが、危険個所は少なく、本降りとなる前に何とか作業は終了するだろうとの判断のもと、実施しました。登山者の安全確保には必要な指導標であり、なるべく早く設置したいとの思いもありました。
現地付近までは、作業道具や新しい指導標セット2組等を公用車に乗せて移動。梅野木峠付近に駐車後、全員で分担して作業道具を担ぎながら琴平神社近くまで移動しました。


小雨の中、樹林帯の登山道は雨の影響はさほど感じませんでしたが、琴平神社へ向かう下り道は、ガスがかかっているうえに滑りやすい箇所が多く、慎重に移動しました。
琴平神社下の指導標は1班、神社横の指導標は2班と担当を決めて、別々に作業しました。まずは、古くなった指導標の「管理番号票」や「矢羽根」を慎重に外し、支柱を除去しました。除去完了後に、新しい指導標を設置するための穴を、指導標の高さも考慮しながら掘り進めました。次に、支柱を支える木材と新しい指導標の支柱を埋め、大きな石や小石などで隙間を埋め、更に土を加えて補強しました。最後に、新しい「矢羽根」を設置し、全体がしっかり動かないことを確認し汚れを落として作業終了しました。
琴平神社下の指導標の新旧とを作業の様子です。
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琴平神社横の指導標の新旧と作業の様子です。
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小雨の中でしたが、古い指導標の除去作業や穴掘りに大きな支障もなく、また気温も低く集中して作業ができたため、1時間程度の作業時間で設置が完了しました。その後、琴平神社付近で全員で昼食をとった後に梅野木峠付近に戻り、公用車で御嶽駅のレンジャー詰所まで戻り、無事、解散しました。
肌寒い雨の中の作業に参加された都レンジャーとサポートレンジャーの皆さま、協働活動お疲れ様でした。
(追伸)本日は、東京を代表する銘酒「澤乃井」の蔵開きの日でしたが、所要があり、帰りに寄ることはできませんでした。個人的にはこれだけが心残りでした。 (18ca)