ツキノワグマの秋の主食である堅果類(ミズナラ・コナラ・どんぐり、ブナ)の結実状況を目視で調査します(ブナは別途調査)。これら堅果類の豊凶程度を知る事で、今秋ツキノワグマが人里へ出没する予測に役立てられることになります(豊作を願うばかりです)。
調査は(独法)森林総合研空所の「ツキノワグマ出没予測マニュアル」に準拠して行われます。 双眼鏡とカウンターを持ち30秒間対象木の実の数を数えタイムキーパーが記録。 今回奥多摩地区を5地区に分け、1地区3~4人で行い対象の木は100本程度になります。



上記堅果3種の果実は木によって様々な状況ですが、例年に比べ結実数が少なく大きさも小ぶりとの 印象を受けました。



今日、東京都レンジャーとの協働活動で調査した結果に付いては、環境省から都へのアンケートに反映される事になります。以上堅果類調査に付いてのレポートです。 Report : Take-soon action