開催日:2025年5月3日(土)9:45~16:00
参加者:奥多摩サポートレンジャー6名、ゲスト1名
コース:奥多摩VC~むかし道南氷川入口~檜村集落~境集落~梅久保バス停~(バス乗車)~奥多摩VC
出会ったハイカー:156名
恒例の春の観察会ですが、月2回の調査とは趣向を変えて、今回はできるだけ捕獲し(観察後はリリース)、間近でじっくり色・形・模様を観察しました。


捕獲して虫かごに入れて観察すれば、ウスバシロチョウの透き通るような翅を間近に見られます。年に一度この時期にだけ見られる姿です。

サカハチチョウは虫かごを通せばこの通り。普段は写真に撮れない翅の裏の両面です。
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ミヤマカラスアゲハです。捕獲すれば、カラスアゲハやクロアゲハとすぐに区別できます。春型の後翅の白帯は明瞭です。今日は、クロアゲハ、カラスアゲハ、アゲハも観察できました。


ムラサキシジミ(左)とベニシジミ(右)です。このほか、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、トラフシジミも観察できました。


カタバミの葉の裏にヤマトシジミの卵(左)を発見しました。せっかくなのでカワトンボ(右)も観察しました。
新緑の中、ヒメウツギやショカッサイなどに集まるチョウを数多く観察できました。今日観察できた17種のうち12種を捕獲して間近に見ることが出来、収穫の多い観察会となりました。今後は、捕獲を交えて調査を続けたいと思いました。
16km