【自主巡視】浅間尾根(一本松)

実施日: 2025年2月8日(土) 10:00-14:40

天候: 晴れ

巡視コース: 浅間尾根登山口BS〜一本松〜人里峠〜浅間嶺〜上川乗BS

参加者: SR 8名

出会ったハイカー: 26名

道標整備: 7カ所

今シーズン一番の寒さという中、浅間尾根を巡視してきました。
寒いという予報だったので皆さん厚着してきたのですが、空気は冷たいものの立春後の春の日差しは意外と温かく1枚脱いで出発しました。

道標の増し締めは7カ所。このコースはサポレンとしては2年ぶりの巡視だそうですが、あちこちの道標のネジが緩んでいました。

尾根に上がると馬頭観音などの石仏が点在しています。この尾根は江戸時代は甲州中道といわれ、炭などの生活物資を運んだ生活道路だったとのことです。

途中、「サル石」という大きな石(岩)があります。

写真の下の方に看板が写っていますが、「サル石」は読めるもののその下の方は汚れてしまっていて読めません。そこで、15年ほど前の写真で見てみると

サルの手形があるそうです。よく探せばわかるよ!とのことですが、皆であれかなこれかなと探しましたが結局どれだかわかりませんでした。ここを訪れたら「サルの手形」を探してみてください。

一本松は地図上の930.2mの三角点の所。登山道は巻いていますが踏み跡をたどって頂上に行ってみました。うっすらと残っている雪の中に三等三角点と山名標がありました。

こんな石祠もあります。「浅間石宮」というらしいです。

尾根の北側の道には雪がありました。氷ってツルツル滑るような雪ではないですが、アイゼンやチェーンスパイクがあった方が安心です。

登山道にかかっていた支障木を処理。

人里(へんぼり)峠を過ぎると尾根道と巻き道に分かれますが、巻き道の方を行きました。途中の伐採地からは飛龍山、雲取山、鷹ノ巣山、御前山、大岳山などの奥多摩の山々のパノラマが楽しめます。ちょっと場所を移動すると三頭山も見えます。雲取山や鷹ノ巣山の登山道は雪に覆われていそうです。アイゼン必携です。

浅間嶺の山名標がある展望台からの富士山を楽しみにしていたのですが、残念ながら山頂部は雲に隠れていました。

浅間嶺から上川乗バス停まで下り、今日の活動を終了しました。

浅間尾根は急なアップダウンもなく歩きやすく、路傍の石仏に歴史を感じ、お天気に恵まれれば富士山や奥多摩方面のパノラマが楽しめるいいコースです。

15み

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