【自主巡視】富士見のみち

実施日:2024年11月10日 小雨のち曇

巡視コース:上川乗BS~浅間峠~生藤山~連行山~万六尾根~柏木野BS

出会ったハイカー:3名

同日に3つのイベントが重なり参加者少なめですが、サポートレンジャー3名で登山道の巡視を行ないました。

上川乗バス停向かいの広場で出発準備をしていると・・・・・ シジュウカラが遊ぼう遊ぼうと誘ってきました。

残念ですがせっかくの誘いを断り、巡視に出発しました。(元気でね、また遊んでよ)

「富士見のみち」は160コースある首都圏自然道(関東ふれあいの道)のひとつです。

本来の「富士見のみち」コースは上川乗バス停~陣馬高原下バス停間の全長14.7kmですが、今の季節は日没時間も早くなっているので連行山から柏木野バス停に下りました。残り行程はまた今度です。

ようやく色づきはじめた登山道を進みます。

そして指導標の点検も欠かせません。

ぐらつく矢羽根(行先が書かれた板)を見つけると、矢羽根を止めるボルトを増し締めします。

この日は4箇所の指導標を補修しました。

進んでいくと、浅間峠の手前で登山道に横たわる倒木を発見。

倒木を跨いで通るのはやや高くて無理があり、通過するには登山道の谷側ギリギリを歩くしかなく、危険と判断。

この倒木は直径20センチ程で長く、とても3人では移動することができません。そのため手ノコを使って切断するしかない。通りかかるハイカーがいないか気をつけながら、切断作業。

約10分後、安全に往来できる登山道になりました。もう一本、倒木が残っていますがこれは跨げます。

地際が腐食して倒れていた指導標を手持ちのロープで立木に縛りつけ、なんとか応急処置。

途中の軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)元社で安全祈願

この日は雲が多く、尾根道から富士山を見ることは出来ませんでしたが、色づいた木々を愛でることができました。

連行山で富士見のみちとお別れ。

指導標の矢羽根にある「柏木野(バス停)」方向に、万六尾根を下ります。

約2時間、バスの時間を気にしながらの長い道を下りきると、ようやく南秋川に出会います。

ここからは柏木野バス停まですぐです。

バス停の看板は数馬方面の乗り場にしかなく、武蔵五日市方面には何もありません。

道を渡り、数馬方面のバス停の向かい辺りで、帰りのバスを待ち、今日の活動を終えました。

歴史のみちは危険な箇所もなくとても歩きやすいコースです。これから寒くなると空気も澄むので、富士山を眺めながらの尾根道歩きが楽しめます。

ナラ枯れの被害が拡大している様子は心配になりました。

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