実施日 : 2024年7月18日(木)9:30〜14:10
場所:檜原 都民の森
天候:晴れのち曇り(梅雨明け当日)気温24°C
参加者:奥多摩サポートレンジャー 9名
出会ったハイカー:36名
調査出来た個体 : 2頭
今年から新しくスタートしたアサギマダラのマーキング調査 2回目に行ってきました。
場所は前回と同じ檜原 都民の森。調査箇所は森林館周辺、三頭大滝付近、駐車場付近の3箇所です。
4日前の第一回目の調査は生憎の天気で、アサギマダラは残念ながら出現ぜす。。
今回はどうなるでしょうか。
ヒンヤリ涼しい歩道を歩き、まずは森林館へ。
アサギマダラが好きなお花はいくつかあるのですが、森林館手前のヒヨドリバナが蝶に大人気!
スジグロシロチョウをはじめ、いくつかの蝶が群がっていて、こちらはさながら蝶の食堂といったかんじ。
そして森林館に向かうと、、
あっ!!!!
アサギマダラが居ました!人目につかないヒヨドリバナでちょうどお食事中。
到着早々、アサギマダラを1頭捕獲。
急いでマーキングに向かいます。
マーキング方法をベテラン会員からその場で実地講習。
胴体部分を優しく持って、翅にマークしていきます。
アサギマダラは鱗粉が少ないそうでマークしやすいとか。
奥多摩サポートレンジャーを表すOSR,1頭目の01、今日の日付をマークします。
手早く印を付け、元の場所に返します。
その後、森林館周辺や三頭大滝まで行くも、中々見つからず、、
〈ヒメヤママユ〉
代わりにヒメヤママユやウラキンシジミ、口いっぱいに草を喰む子鹿に出逢う事が出来ました。
なかなかアサギマダラに出逢うのは難しいなぁと思っていた帰りがけ、
また同じ場所に2頭目が!!
奥多摩サポートレンジャーきっての蝶のスペシャリストが優しく保護します。
近くで見るアサギマダラは名前の通りうすい水色をした「浅葱色」で、遠目で見るよりずっと透明感があり、まるでステンドグラスを見ているような美しさでした。
こんな華奢な身体で時に何百キロと移動することもあるというアサギマダラは、不思議さを秘めた正に旅する蝶。
夢と浪漫がありますね。
今日出逢った個体は2頭。
違う場所でまた同じコと出逢えることを願って、今後の調査も楽しみな活動です。
16期方方
ひのじゃがくん「マークされたアサギマダラを見掛けた方、是非奥多摩サポートレンジャーまでお知らせください!」