【R協働】倉戸山事故ゼロ宣言!もう迷わない登山道を目指して

実施日:2024年7月4日(木) 晴れ(真夏日、山頂は24℃)

参加者:都職員2名、都レンジャー6名、環境省レンジャー2名、サポートレンジャー5名

コース:倉戸山登山口~倉戸山(ピストン)

倉戸山は奥多摩山域では道迷い滑落など事故の多い山です。

少しでも事故が減る事を願って、登山道をわかりやすくする活動を行ないました。

倉戸山登山口で出発前ミーティングを行い、出発準備を整えます

   ~虫除け準備も入念に~

倉戸山山頂に向け、急な登山道を上っていきます。

山頂まで距離は2キロほどですが標高差は600m以上と勾配がきつく、かなりハードなコースです。

   ~最後尾に写る背負子はチェーンソーが積まれてます~

以前の活動で設置した、手作りの白矢羽根が残っていました。

しかし設置した白矢羽根のほとんどは、しっかりとした新しい指導標に更新されていました。

汗だくになって山頂に到着。

昼食後、リーダーから作業詳細の指示とKY活動

作業前の山頂の様子です。とにかく広い山頂で歩く道が見極めにくいです。

そのため悪天候や夕暮れ時ではあらぬ方向に進んで、道迷い・滑落などの悲しい結果を招いてしまうのでは と仮説を立てその予防措置を行ないます。

   ~登山道はどこでしょう~
   ~どこでも歩けそうですが・・・その先は~

事前に都レンジャーが準備してくれた折れ木、丸太を登山道に沿って並べて、道しるべとします。

   

   ~熊はぎの跡~

特に危なそうな箇所は、「行かないで」の気持ちを込めて立体的にダメ表現

一通り作業を終えて、皆で効果をシミュレーションして、手直し。

作業の途中で都レンジャーからご褒美が・・ 何と!氷入りのコーラ 最高に旨いっ!!

いつもお気遣いをありがとうございます。

作業は順調に進み、予定より早く下山開始。

予報が出ていた雷雨にも遭わず、入山口に到着し終了ミーティング。

今回は夏場だったので比較的登山道はわかりやすかったですが、周辺は落葉樹林帯のため、秋の落葉シーズンには景色が一変するようです。

次回は秋に(落葉が積もる季節に)再訪して、点検と追加作業を行なう予定です。

とても達成感・満足感のある活動となりました。 お疲れさまでした。

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