【協同活動】雲取山 石積歩道整備

開催日:2024年5月29日〜30日 

参加者:東京都レンジャー6名、環境省4名、奥多摩ビジターセンター(VC)1名、奥多摩サポートレンジャー7名

コース:29日奥多摩駅〜(バス移動)〜鴨沢バス停〜小袖(七ツ石小屋宿泊班と別行動)〜五十人平〜雲取巻道〜雲取山荘泊 30日雲取山荘〜雲取山山頂〜(石積み、歩道整備作業)〜ブナ坂〜五十人平(雲取山荘宿泊班と合流)〜ブナ坂〜堂所〜小袖〜鴨沢〜留浦バス停〜(バス移動)〜奥多摩駅

東京都レンジャー・環境省・VCとの共同活動で、雲取山ピークから五十人平付近へ至る登山道の複線化、踏み外しによる植生荒廃を防止するための歩道両側への石積み作業を実施した。前日からの雨が心配されたが、結果的には雲上での富士山や南アルプス連峰の素晴らしい眺望を見ながらのこれ以上ないコンディションとなった。

雲取避難小屋周辺
道の両端を石で形造る

作業は二日目の早朝、雲取山頂避難小屋から出発して五十人平へ向け作業を開始した。昨年実施したエリアの一部では保護効果が見られたものの、全体として登山道の複線化による裸地化が進んでいるようだった。植生を保護したい領域に登山者が無意識に入りこまないよう、足を置くエリアを制限・誘導するように石や倒木を配置した。作業時にすれ違う多くのハイカーから「ありがとう」の言葉を頂いた。

石積みだけではなく、踏み外しを防ぐロープへ倒木が寄りかかっていたものを取り除いたりが読みづらくなった道標の一部を墨入れするなど、登山道全体のメンテナンスも行った。

同日程で、サポレン自主活動班として七ツ石小屋に宿泊・起点に小雲取山周辺で同様の作業を行う別班と協働作業となった。別班と合流後は14名+レンジャーと大所帯での下山となり、心地よい疲れもありわいわいがやがやと話しながら無事駅までたどり着くことができた。

熊の爪痕?

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