開催日 2024年3月24日(日) 10:00〜13:40 参加者 奥多摩レンジャー2名、サポートレンジャー6名
御岳山の富士峰園地で、貴重な植物のシカによる食害を防ぐためのシカ柵の点検を゙行ないました。
シカ柵は富士峰園地を゙ぐるっと一周するように設置されているので、左右分かれて作業を゙行ないました。
向かって左のコースにまず現れたのがシカよけのゲート。しかし裾の網の部分かめくれ上がってここからくぐり抜けられそうです。
おもりとなっていた木の棒を゙しっかり網に結びつけてみましたがまだめくれてしまいます。そこでこのように端っこを゙2本で補強。
ここのシカ柵は10センチメッシュで編まれていますが、これだと一か所切れただけでシカはそこから頭を突っ込んで通り抜けてしまうそうです。
また、網がたわまないように裾はペクで固定されてますが、これが緩んでるとそこから侵入されてしまいます。
網が切れていたり緩んでる箇所を針金や結束バンドで繋いだり、ペグを゙しっかり固定するというとても地味な作業ですが、これをしないと大切な植物がシカにやられてそこから姿を消してしまいます。
シカくんも悪気はないと思いますが、ここはじっと我慢して立入禁止区域には入らないで頂きたいと思います。
今回補修はできましたか、いずれまた破れたりするでしょう。また、他の山でもシカ柵が設けられています。これからはポケットに結束バンドなどしのばせ、気づいたらちょちょっとやっていこうと思いました。
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