開催日:2024年2月10日(土)9:05~15:00
参加者:奥多摩サポートレンジャー15名、ゲスト2名
コース:箱根ヶ崎(集合) ⇒ 三ツ木バス停 ⇒ インフォメーション管理所 ⇒ 里山民家 ⇒ 展望広場 ⇒ 三角点広場 ⇒ 狭山池公園
出会ったハイカー:48名
今シーズン3度目の野鳥観察は、残雪の影響が懸念されましたが暖かな陽射しの中、多くの野鳥を観察することが出来ました。
双眼鏡の調整
準備体操をした後、双眼鏡の調整をします。まず、左目で対象物にピントを合わせます。次に、(左右の視力が違う人は)右目で見ながら接眼レンズのリングを回して視度の調節をします。眼鏡をかけている人は、接眼レンズのゴムの幅が広い場合、ゴムを折り曲げて目とレンズの距離を短くすると見えやすくなります。
六道山(都立「野山北・六道山公園」内)
レンズの調整が出来たら六道山に向けて出発です。残雪はあるものの梅が満開のところもあり、多くの野鳥に出会えることを期待して観察を始めました。
野鳥観察①
観察開始からしばらくは、野鳥は飛んでいるものの動きが早くなかなか双眼鏡でとらえるのは難しい状況が続きました。しかし、暖かくなるにつれ立ち止まったり歩いたりする野鳥を見つけることが出来ました。(左上;セグロセキレイ、右上;キセキレイ、左下;モズ、右下;シロハラ)
野鳥観察②
野鳥の動きは通常は早いのですが、採食しているときはその場所にとどまっているようです。そんなタイミングを狙ってみてはどうでしょうか。
また、今回の観察ではウグイスの地鳴き(さえずり以外の鳴き方)やノスリの滑空も確認されました。
早春の草花
里山民家付近の日当たりの良いところでは、オオイヌノフグリが咲き誇っておりその近くにはホトケノザも見られました。また、園路脇では、カンアオイの花を見つけました。
今回の野鳥観察は多くの野鳥に出会え充実した活動となりました。残雪の影響は少なく、草花を見ても春が一段と近づいていると感じました。ナラ枯れの影響で一部の園路が立ち入り禁止になっていたのは残念でした。今度は、ハイカーの少ない平日に来てみたいと思いました。
16km