◆実施日: 2023年10月5日(木)
◆コース(奥多摩むかし道):
奥多摩VC前 9:30(集合)~むかし道氷川入口~10:32サイカチ林道起点10:32~13:25小中沢広場(昼食~13:45)~14:50梅久保三叉路~薪の有る家の手前で引き返し15:27(調査終了:引き返し)~梅久保バス停15:48~奥多摩VC16:30(まとめ・報告後)解散
◆気象条件等:
[開始時]天候 曇り、日差し なし、気温 19.7℃、雲量 100%、風力 0
[終了時]天候 晴れ、日差し 直射、気温 22.0℃、雲量 50%、風力 1
◆参加者: 奥多摩サポートレンジャー会 会員 4名
◆出会ったハイカー: 8名(ハイカー6名、サイクリスト2名)
清々しい秋晴れの一日!と期待しましたが、雲の多い調査日になりました。
今回の調査では、ほぼ全区間でアサギマダラが見られ(総数12頭)、ちょっとびっくりするやら嬉しいやら・・・。
むかし道はチョウたちが吸蜜できる花が減ってきていますが、その中でセンダングサ類がいたるところにあり、貴重な吸蜜源となっているようです。チョウをはじめとする昆虫に大人気でした。コセンダングサ(外来種)が多く、センダングサ(在来種)が少ないのはちょっと複雑な気持ちですが。
クサギは花がすっかり終わり、アゲハ類の季節も終わったようです。一頭も観察できませんでした。
キタキチョウ、スジグロシロチョウは前回同様、かなり数多く見られ、ヤマトシジミは数えるのが大変なほど多くいました。
今回はアサギマダラに大興奮で時間をとられ、梅久保集落で調査終了となりました。
図鑑によると、10月はアサギマダラの成虫が見られる3回目の時期なので、ちょうどぴったりの時期に当たったということでしょうか。緩やかに飛翔する姿は印象的です。高尾山でもこの時期に多く見られていると聞きました。フジバカマもヒヨドリバナも終わっており、アサギマダラもセンダングサ類で吸蜜していることが多いようでした。
そのほかのチョウたちの写真です。
◆観察できたチョウ(調査区間外も含めて、合計18種)
アゲハチョウ科0種
シロチョウ科4種(キタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ)
シジミチョウ科3種(ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ)
タテハチョウ科10種(アサギマダラ、ミドリヒョウモン、クモガタヒョウモン、ツマグロヒョウモン、イチモンジチョウ、コミスジ、キタテハ、ヒメウラナミジャノメ、クロコノマチョウ、コジャノメ)
セセリチョウ科1種(イチモンジセセリ)