2023年3月20日(月) 10:30~15:30
参加者:檜原レンジャー3名、奥多摩サポートレンジャー5名(来年度新規会員2名含む)
陣馬尾根に沿った登山ルートのうち、土砂・落ち葉の堆積でルートが不明瞭になったエリアでの登山道確保作業を行った。急勾配で高度感があり、かつ狭い場所での作業のため、レンジャーから説明を受けての移動開始。
雲ひとつない青空のもと、駐車場から現場までおおよそ1時間半の移動。タヌキの溜めフンを見たり、頭上の鳥を鳴き声で追跡したり。現場までは初春の気持ちのよい山行だった。
現場に到着。急斜面にあるトラバース道(巻き道)が堆積した土砂と落ち葉のため、ルート自体が認識しづらい。急勾配でかつ崩れやすい斜面のため、不明瞭なまま歩くには少々不安な状態だった。
本来の道幅を維持しながら、土砂・落ち葉を取り除く作業を開始。レンジャーから注意すべきポイントの指示を受けたあと、8名で分散して当該ルートの確保作業を開始。急斜面に吹きつける風のため、ルートから掃き出した落ち葉が風でルート上に舞い戻ってくる。予想以上に体力が必要な作業だった。
1時間半ほどの作業を終えて一息入れてる最中に、一般の登山者の方が整備したルートを通って降りてこられた。通り過ぎる際に、「作業のおかげでとても道が歩きやすった、ありがとう」と感謝の言葉を頂いた。
急斜面で重い唐鍬を使った作業のため、初春の気温でも十分に汗ばむ作業量だった。レンジャー含めて参加メンバーの雰囲気がよく、とても楽しく作業に参加できた。なかなかに達成感のある一日になった。心地よい筋肉痛を楽しみつつ、このレポートを終える。