紅葉の三つドッケ巡視

2022/10/29(土)くもり時々晴れ

当会としては5年ぶりに三つドッケへの登山道巡視を、サポートレンジャー4名で行いました。

朝の奥多摩駅は川乗橋行きの臨時便2台と東日原行き増便1台のバスが出るほどの大盛況。ほとんどのハイカーは川乗橋で下車し、東日原まで行ったのは増便分も含めて20人ほど。川苔山は大人気です。

東日原からヨコスズ尾根に入り、三つドッケ(天目山)を目指します。

道中は枯損木の処理を行いながら人工林の中を進みます。往来に支障があるほどではないですが、登山道に掛かる倒木や伐採木が多い印象。

しばらく登ると天然林に変わり明るくなりました。

長い登りです、ニホンザルの群れにも遭遇しました。

道上のあちらこちらに栗やドングリが沢山積もっていました。今年は豊作?

眺めの良いところで休憩、素晴らしい紅葉を愛でます。

更に登り続けると... ようやく一杯水避難小屋に到着。

施設を点検。

小屋の中、外回り、トイレはきれいに使用されていて、マナーが守られていると感じました。

ここで昼食。止まっていると冷えてきたので、早々に三つドッケに出発。

山頂へは小屋の脇を通って登りますが、人通りが少ない上に落ち葉が降り積もりトレースが不明瞭。

山頂に着きました。少し雲がかかっていますが眺望はまずまず。

南東方向の眺め、大岳山が目立ちます。

西方向の眺め、雲取山方向です。

三つドッケからそのまま進むと酉谷山へ向かう登山道に合流しますが、更にトレース不明瞭な上にアセビが生い茂り道を塞いでいます。十分な注意が必要です

合流した登山道を一杯水避難小屋方面に向かい、そこからは登ってきた道を引き返します。

西日を受けて紅葉がきれいです。

帰路も、往路とほぼ同じ場所でニホンザルの群れに会いました。食事に忙しそう。

ニホンジカの鳴き声を遠くに聞きながら、のんびり下山しました。

出会ったハイカーは32人、ほとんどはバス停で出会った方々で、山中ではほんの数名でした。

長い歩きとなりますが、山頂の展望は見応えがあります。

12K

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。