◆実施日
2022年7月21日(木)
◆コース(奥多摩むかし道)
奥多摩VC(集合)~ サイカチ林道起点 10:23 ~ 檜村石階段下 〜 小中沢広場(通行禁止のため小中沢広場まで行き、戻る)~ 檜村橋 〜(車道)〜 境橋 〜 境集落(昼食)〜 しだくら橋 ~ 道所広場 ~ 西久保切り返し 15:25 ~ 桃が沢バス停 ~ 奥多摩VC 16:50(解散)
◆気象条件等
[開始時]天候 薄曇り、日差し 薄日、気温 27.5℃、雲量 90%、風力 1
[終了時]天候 薄曇り、日差し 薄日、気温 29.9℃、雲量 90%、風力 1
◆メンバー
奥多摩サポートレンジャー会 会員 5名
多くのチョウを観察できるとの期待を抱いて臨んだ今次調査でした。
が、しかし、どうしたことか、今までにない低調な状態です。チョウが飛んでいません。不順な天候のせい? 湿度が高すぎる? たまたますべてのチョウの端境期に当たった? まさか日頃の行いが….。
足どり重く「?」が頭の上に並んでいるような雰囲気の時に、オオムラサキを確認‼ 美しい青紫色の雄です。
国蝶選定の理由のひとつは「日本中に分布している事」だったらしいのですが、今や東京都区部では絶滅危惧種(絶滅危惧IB類)、全国(環境省レッドリスト)では準絶滅危惧種です。幸い多摩部ではまだランク外(情報不足の地域もあり)となっていますが、オオムラサキが生息する環境を大切にしていきたいものです。
以下はそのほかに見られたチョウです。
最後に調査対象区間外でしたが、本日はじめてのセセリチョウも確認でき、最終的に種数は7となりました。全体的な頭数も少ないものでした。
なお、むかし道はイワタバコが満開で、我々の目を楽しませてくれました。
◆観察できたチョウ(合計7種)
シロチョウ科2種(キタキチョウ、スジグロシロチョウ)
シジミチョウ科3種(ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ルリシジミ)
タテハチョウ科1種(オオムラサキ)
セセリチョウ科1種(コチャバネセセリ)
◆レポート:イモリスト