検索画面に戻る
イネ科 チガヤ属 チガヤ 別名:チ、フシゲチガヤ、ツバナ、チバナ
Imperata cylindrica var. koenigii
[解説変更]
[記録追加]
検索画面へ
チガヤ 漢字名:血茅
形態:草・多年草・夏緑
適地:日向 高さ:1m前後
単/複葉:単葉 葉付き:互生

花期:5月~5月
 花色:系 
 花形:花弁なし


毒・薬・食:薬用
<利用方法>
根茎を陰干しにしたものを茅根(ぼうこん)と呼び、顕著な利尿消炎作用があって、黄疸、腎炎、急性肝炎に用いられ、若い花芽と花穂は強い止血作用を示し、鼻血、喀血の止血剤となった。
葉は屋根の茅葺(かやぶき)の材料となり、穂は火打石で火を起こす際の火付け材として用いられた。

<名前の由来>
群生する様から千(1000)の茅(かや)からチガヤになったとする説、赤い花穂から血茅(チガヤ)になったとする説、葉が紅葉するので血茅(チガヤ)になったとする説等いろいろである。
ツバナの名の由来も朝鮮語では 「ち」 と呼ばれ、チバナからツバナになったと言う説や、火ツケバナからツバナになったとする説がある。

<見分け方>
茎の先に葉が出る前に褐色の花穂をつけ、その後自絹色の長毛をもったものになる。
花序は長さ10~20センチ、巾1センチぐらいの円錐状で、短い枝が主軸に沿って立っているので単穂状にみえる。

<解説>
稲作に伴って伝来した史前帰化植物

確認記録は3件です。
1月2月3月 4月5月6月 7月8月9月 10月11月12月
花の状態---------------花--------------------
葉の状態------------------------------------
チガヤ 日付:2017/06/03
場所:日の出山
状態:開花
確認者:SR/Miura
[変更]
チガヤ 日付:2015/06/07
場所:日の出山
状態:結実
確認者:SR/Miura
[変更]
日付:1990
場所:奥多摩
確認者:植物研究会会員
場所コメント:高尾自然科学博物館に植物標本所蔵
その他:1990年頃に資料をまとめたのでありそれ以前の長年に渡って集められた標本
Presented 1443640 times since 2008/01/22  © Okutama Support Rangers 2008-2025 奥多摩サポートレンジャーのページ