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サトイモ科 テンナンショウ属 カントウマムシグサ 別名:トウゴクマムシグサ、ムラサキマムシグサ, アオマムシグサ
Arisaema serratum
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カントウマムシグサ 漢字名:関東蝮草
形態:草・多年草・夏緑
適地:日陰 高さ:20~70cm
単/複葉:掌状複葉 葉付き:互生

花期:4月~6月
 花色:系 系 
 花形:独自形

 果色:

毒・薬・食:有毒
<利用方法>
球茎を漢方の生薬「天南星」にする。

<見分け方>
・ホソバテンナンショウ:葉は通常2枚、鳥足状に分枝して披針形~線状披針形の小葉9-19枚、仏炎苞は緑色(まれに紫色)に白色の縦筋があリ、口辺部は広くなりやや幅広く反り返る。
・カントウマムシグサ:葉は2(または1)枚、鳥足状に分枝して長楕円形の小葉7-17枚、仏炎苞は紫褐色~緑色で白色の縦縞があリ、口辺部はやや開出(~広く外曲)。
・ミクニテンナンショウ:葉2枚、鳥足状に分枝して狭長楕円形~披針形の小葉7-13枚、仏炎苞は緑色で緑色で中央の白条1本だけが目立ち、口辺部はやや広く開出。仏炎苞の舷部が横に広く広卵形で平坦でほぼ水平に前に曲がることが特徴。
・ミミガタテンナンショウ:葉2枚、鳥足状に分枝して披針形~楕円形の小葉7-11枚、仏炎苞が大きく暗紫色で、口辺部が耳状に著しく開出。
・ヒトツバテンナンショウ:葉1枚、鳥足状に分枝して小葉5-9枚、仏炎苞の内側にある八の字形の濃紫色の斑紋が最大の特徴。
・ヒロハテンナンショウ:葉1枚、掌状で小葉にはほとんど柄がなく全縁。
・ユモトマムシグサ:葉1-2枚、5枚くらいの小葉の柄は短く掌状に見え鋸歯がある。
・ヒガンマムシグサ:展葉に先立って開花を始めるのが特徴。春のお彼岸のころに咲き始める。

<解説>
種として「マムシグサ」から分離して追加(2024年5月)
ムラサキマムシグサは紫色のカントウマムシグサ、アオマムシグサは緑色のカントウマムシグサとして、「カントウマムシグサ」に統合
ホソバテンナンショウとカントウマムシグサの相違点は調査中

確認記録は7件です。
1月2月3月 4月5月6月 7月8月9月 10月11月12月
花の状態----------花花花---花---------実---------
葉の状態------------------------------------
カントウマムシグサ 日付:2023/04/18
場所:青梅丘陵
状態:開花
確認者:SR/Miura
確かさ補足:外部の方のアドバイスを受けて見直し、仏炎苞の口辺部が広がっていないのでミミガタテンナンショウ→カントウマムシグサに変更しました[変更]
カントウマムシグサ 日付:2018/04/24
場所:多摩川渓谷
状態:開花
確認者:SR/Miura
確かさ補足:外部の方のアドバイスを受けて見直し、仏炎苞の口辺部が広がっていないのでミミガタテンナンショウ→カントウマムシグサに変更しました[変更]
カントウマムシグサ 日付:2015/09/29
場所:三頭山
状態:結実
確認者:Iketani
検証者:SR/Miura
確かさ:他種の可能性あり
確かさ補足:ミミガタテンナンショウという報告でしたが、ミミガタテンナンショウの結実とは時期が異なり葉が広めなので、カントウマムシグサに整理しました[変更]
カントウマムシグサ 日付:2015/05/03
場所:多摩川渓谷
状態:開花
確認者:SR/Miura
[変更]
カントウマムシグサ 日付:2014/04/22
場所:多摩川渓谷
状態:開花
確認者:SR/Miura
[変更]
カントウマムシグサ 日付:2009/06/12
場所:御前山
状態:開花
確認者:koshikawa
検証者:SR/Miura
確かさ補足:「ムラサキテンナンショウ?」という報告で種としてはマムシグサに整理していたが、マムシグサとムラサキテンナンショウは別種として扱うように変わったので、再整理した[変更]
カントウマムシグサ 日付:2009/04/30
場所:鷹ノ巣山
状態:開花
確認者:SR/Iketani
検証者:SR/Miura
確かさ補足:外部の方のアドバイスを受けて見直し、仏炎苞の口辺部の広がりが小さいようなのでミミガタテンナンショウ→カントウマムシグサに変更しました[変更]
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